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TALEX 偏光レンズ 加工の流れ

  • 2018年10月19日

下記のレンズは  素材 CR-39 のプラスチック、TALEX PPL75 屈折率1.50(アッベ数58)です。(アッベ数=光の分散能力)。

このアッベ数がレンズ性能で一番重要な数値です。タレックスレンズは上記の他にガラス素材 GPL66 屈折率 1.523(アッベ数59)。高屈折プラスチック素材 PPL08 屈折率 1.60(アッベ数42)。ウレタン系素材 CACCHU 屈折率 1.56(アッベ数40)があります。

以前タレックスレンズには、超高屈折プラスチック素材 屈折率 1.67(アッベ数32)もありましたが廃番になっています。理由は定かではありませんが、偏光フィルムとの相性が悪いのと、アッベ数が低い為、色収差が起きやすいからと思われます。

アッベ数は数値が高いほうが偏光レンズには良いと個人的に思います。真空パックを開封すると乾燥剤入り、湿度を嫌うデリケートな素材ということです。

 

偏光軸を確認。

 

歪み計にて偏光フィルムの均一度と軸の再確認。

 

 

度無しでもレンズメーターにて度数、光学中心を確認。

 

レンズカットの後カット面の下処理。


 

枠入れ後、歪みの最終チェックで完了。

下の写真のように歪みがある状態では偏光レンズの性能は発揮できず放置していると歪が残ってしまいます。


また、下の写真右側のようにレンズカット部分から(オレンジ色)の偏光フィルム劣化が出てくることがありますので加工技術と保管状況などの注意が必要です。